アライメント調整とは、人間で例えるならば身体の歪みを治す「整体」。
クルマの乱れた歪みを調整して、しっかりと走行させることが大切。
サスペンションなどの足廻り部品は新車組み立て時には取付位置は0.01mm単位で、取付角度は0.01度単位で微調整され取付されています。
しかし足廻り部品の交換や衝撃、長時間の車の使用等で位置や角度がズレてしまう場合があります。
アライメント調整で触る箇所は3つあり、操舵性に関わるトー角、タイヤの接地性に関わるキャンバー角、直進性に関わるキャスター角。
この内、キャンバー角やキャスター角は車種によっては調整ができず、実際のアライメント調整作業ではトー角の調整のみを行う場合もある。
下記の経験や症状のある方が狂った状態のまま実際に走行させると、タイヤの偏摩耗やあらぬ方向にハンドルが取られたり、まっすぐ走らないなどがあります。アライメント調整により、そのずれを修正することでそれらの症状を改善し、クルマ本来の性能を取り戻すことができます。
車をぶつけた
輪留めに乗り上げた
スピードを出すとハンドルがぶれる
まっすぐ走らない
ハンドルがとられる
片方のタイヤの摩耗が早い
パンクしたまま走行した
タイヤがすり減った状態での走行
その他、こんな経験はありませんか?
経年劣化による足回り部品の摩耗 傾斜地に駐車をよくする 足回り部品を交換した 車高調やダウンサスを組んだ
「コントロール性能が向上する」
アライメントが狂うと直進安定性が悪くなり、まっすぐに走行するためにハンドルをしっかり持たなければなりません。アライメント調整をして直進安定性を改善させることで、運転がしやすくなります。
自動車の直進安定性と曲がりやすさはトレードオフの関係にあり、快適に運転をするためには両者のバランスが大切です。「燃費の向上」
アライメントが狂うと、車輪の向きがまっすぐ前に向いていない状態になるため、直進する時でも常にタイヤを引きずりながら走っていることになるので、燃費が悪くなる原因になってしまいます。アライメントを適切な数値に補正すると、タイヤと接地面の抵抗が減少するので燃費が向上します。アライメントに問題があると、車輪が振動したりハブやドライブシャフトに無理な力がかることにより、走行時に車体の各部に無理な力がかかることになり、走行抵抗が大きくなってしまう原因のひとつとなります。
燃費が向上するだけでなく、部品への負担が軽くなるので耐久性が向上します。
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